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2013年 11月 10日
大和三銃士を観てから早2週間・・・
かなり忘れてしまっていますが 感想いきます! あの有名な「三銃士」を日本を舞台にした物語と聞いて マミさんは三人のうちの一人かな?なんて思ったのですが 役名が「美苗」・・・ ああ、「ミレディ」役か?ということで 悪女を期待した私。 幕が開いてびっくり! 「美苗」はヒロインであり、いい人だった。 あ、これ前にも書きましたね。(^_^;) プロローグがかっこよかった。 主要キャストが順に登場し 回る盆の中央に並び せりがあがると せりの側面に「大和三銃士 虹の獅子たち」の文字が浮かび上がる。 映画とかドラマの始まりみたいなかっこよさ。 時代は戦国時代。 関ヶ原の合戦から13年後。 豊臣方の銃士隊として活躍した「織部」(中村獅童さん)と 「嵐」(濱田崇裕さん 関西ジャニーズJr.の人だって)と 「万十郎」(藤井隆さん)の三人は 今では当時の勇士は想像もできないほど やる気のない生活を送っていた。 ぼんやり大阪城を見つめる織部に 酒を飲み踊る万十郎がからかう。 二人は顔を合わせればケンカになる。 そんな二人の間に入って仲裁する嵐は なぜか南蛮かぶれで南蛮人みたいな格好をしている。 (一人だけ若いけど、関ヶ原の時はまだ15歳?だったという設定) この三人のやりとりはアドリブだらけで まるでコントのようで会場は爆笑でしたが 初見の私はどれがアドリブなんだかさっぱりわからない??? (観劇後、あれはアドリブと教えてもらう。) 濱田君は若いので?何かと獅童さんにつっこまれてた。 そこへ超身軽な立ち振る舞いの若者がやってくる。 「達磨桃太郎」(早乙女太一さん) (ダルタニアン役だね) 父が関ヶ原で亡くなり徳川を討つために 豊臣に使えることが望みだ。 え?これが太一くん?とびっくり。 女形の人とは思えない男の子っぷり。 声も動きもまっすぐな若者になりきっている。 殺陣のシーンでは切れのある動きにおお~と拍手したくなる。 そんな太一くんも何かとつっこまれてた。(^_^;) 一方大阪城では豊臣の権力を取り戻すために 淀君や家臣が話し合っていたが ろくな家臣はおらず頼りになるのは片桐且元くらいであった。 昔家康が「秀頼様が大人になったら征夷大将軍の位を譲る」と書いた「誓紙」があった。 その「誓紙」を探し出して 諸大名たちに見せれば豊臣の勢力を取り戻すことができると考え 「誓紙」を探し出すことを織部たち三銃士と桃太郎に命じた。 淀君は、4人に同行させるとして呼んだのが淀君のお付きの侍女の「美苗」であった。 (お城の場面はお笑いが少なく、それが救いだったかもね。 全部アドリブだらけだったらしまりがなさすぎよね。) 実は美苗はかつて織部の妻であったが 織部が関ヶ原の合戦で傷を負い徳川の捕虜となり 5年間消息不明となっている間に 淀君の勧めで片桐の妻となっていたのだ!!!(@_@;) 「誓紙」は熊野権現に収められているというので 5人は熊野へ向かう・・・ 道に迷いよれよれの三銃士を いつの間にか仕切っている美苗。 ここでまたまたアドリブが飛び交う。 獅童さんのしつこいまでの美苗へのアドリブ! 愛しているからこそ何かといちゃもん付けちゃう という見方もあるみたいだけど マミファンはちょっとイラっときたね。(^_^;) 熊野権現に着いたがなかなか「誓紙」は見つからなかった。 関係のない誓紙を一枚一枚読んで探す織部と美苗。 この場面で美苗の心情が語られます。 「なぜ待っていてくれなかったと責めてはくれませぬのか? どうそ、私を責めてください」 しかし織部はそれについては答えてくれなかった。 ようやく「誓紙」を探し出して 大阪城へ持ち帰ったが 皆が喜んでいる時に 秀頼が「誓紙」を燃やしてしまう! もう戦はしたくないという。 (本当はもっといろんなことを言って 秀頼が本当はおばかではないってことがわかる場面です。)(^_^;) その後一人舞台に残る美苗が懐から 本物の「誓紙」を出す。 え~っ?さっきの偽物?? ここでニヤッとしたら悪女のミレディなんですが ニヤッとしなかった。 本物の「誓紙」を片桐に差し出す。 「秀頼さまが燃やされるのなら 何も偽物を作る必要はございませんでしたね。」 戦を避けるためにした偽物工作であったはずが 次の片桐の言葉に美苗は驚く。 「さて、この誓紙をどう使おうか。 この誓紙があれば自分も天下を取れるかもしれない」 誓紙を奪う美苗。 「私はあなた様を見間違えておりました。」 そして、片桐の家臣に刺されてしまう美苗。 桃太郎らに助けられた美苗。 舞台の盆が回って場面が変わると 織部の膝に寄りかかる息絶え絶えの美苗。 (キャ~~膝枕ですか??ドキドキ。) 意識が朦朧とする美苗が 「あなたの本当の気持ちを聞かせて」と言うと 「どうして待っていてくれなかったのだ~~」と まだ美苗を愛していることを涙ながらに伝える織部。 幸せな笑みを浮かべながら息絶える美苗。 この時の美苗の顔が本当に綺麗だった・・・(*^_^*) このあと、美苗は料理人役のカピタンさんという大男さんに抱かれて退場。 いよいよ徳川との戦が始まった。 桃太郎も戦う覚悟であったが 「お前は生きて語り継げ!」と言われて 泣く泣く一人立ち去る。 三銃士は見事に戦い散っていく。 何度も切られては立ち上がり そしてついに倒れる。 ここの場面が超迫力で引き込まれました! ちょっと心の中で 「死んだかと思うとまだ生きてる。何回切られるんや。」と思いつつ。(^_^;) その後、大阪の町に旅の一座と踊る桃太郎と秀頼の姿があった・・・ おお~超長文。誰が読むんや!!
by chocomint8
| 2013-11-10 00:00
| 宝塚・エンターテイメント
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